地球連邦軍から「赤い彗星」の名で呼ばれ恐れられるジオンの将官。 実はジオン・ズム・ダイクンの長男でセイラの兄。 ドズル配下としてゲリラ掃討作戦より帰投中にホワイトベースを発見、サイド7にてガンダムと交戦、そのまま追撃の任務につく。
連邦軍のMS施設偵察のため二人の部下とともにサイド7に潜入したザクのパイロット。
デニムと共にサイド7に潜入したザクのパイロット。 功を焦って運搬途中のガンタンクやガンキャノンを破壊するが、ガンダムと交戦し破れる。
補給艦パプアの艦長。 サイド7のシャアの補給に駆けつけた。艦を沈められ、旧ザクでガンダムに挑むが破れる。
ザクのパイロット。 大気圏突入直前のホワイトベースに攻撃を仕掛けるが、回収のタイムリミットを越えてしまい、大気圏の摩擦熱でザクごと燃え尽きる。
ザビ家の四男で末弟。地球方面軍司令。 シャアの友人。士官学校時代からの友人であるシャアよりホワイトベース追撃を引き継ぎ善戦する。 前ニューヤーク市長の娘イセリナと愛し合う。 若くして要職についたことを「親の七光」と思われるのを嫌い、自ら戦闘機・ドップを駆り、前線で戦って実力を示そうとするが、最後にはシャアの復讐の餌食となった。
ガルマの仇討ち部隊の隊長。 ゲリラ戦のスペシャリスト。 ジオン・ダイクンの側近であったジンバ・ラルの息子であり、幼少の頃のセイラと面識がある。 どんな逆境にも負けず、ひたすら任務遂行の方法を模索する軍人。 自らグフを駆って前線に赴き、部下からの人望も厚い。 グフを失い、ホワイトベースに白兵戦を仕掛けるが、艦内でセイラと遭遇した後、重傷を負い、アムロの目前で爆弾により自決する。
ランバ・ラルと行動を共にする女性。 優秀な人材であり兵達の人望も厚い。 ランバ・ラルが出撃した際の後方支援の指揮をとる。 ソドンの町で出会ったアムロを好ましく思いながらも、手ごわい敵として認めている。 ランバ・ラルを尊敬し愛しており、彼の死後、残った部下達と共に仇討ち戦を仕掛ける。その悲願達成の寸前、リュウのコア・ファイターの体当たりを受けて死亡。
ランバ・ラル隊のザクのパイロット。 セイラの乗るガンダムを捕獲しようとして失敗し、ホワイトベースの捕虜になる。 隠し持っていた爆薬で牢を破って脱走。本隊にホワイトベースの戦力についての情報を送信後、パーソナルジェットで脱出しようとするが、バズーカの爆風に吹き飛ばされ、墜落死する。
ランバ・ラルの副官。 ゲリラ戦のスペシャリスト。 ホワイトベースに突入する際にブリッジに爆薬を仕掛けようとして、窓越しにキッカと遭遇、軍艦に子供が乗艦している事実に驚愕する。 開いたハッチから突入しようとしたが、マシンガンで反撃を受け、戦死する。
孤島に4人の子供達と暮らしている、元ザクのパイロット。 作戦中に住民を誤って殺してしまい、子供達も殺せという命令を拒否して、彼等を連れて軍を脱走した。現在も脱走兵としてジオンの追討を受けている。
黒い三連星のリーダー。 猛者だが、戦友の死を悼んで弔砲を撃つ一面もある。 ガンダムとの第1戦では、2回目に仕掛けたジェット・ストリーム・アタックでドムを踏み台にされ善戦むなしく、ガンダムの前に破れる。
黒い三連星の一人。 ジェット・ストリーム・アタックでは真ん中や最後尾に位置する。Gスカイ・イージーに乗ったガンダムにドムを切り裂かれて戦死。
黒い三連星の一人で隻眼の兵士。 ジェット・ストリーム・アタックの最中にガンダムにコクピットを貫かれる。
キシリアの部下で陶磁器蒐集が趣味。 連邦軍のオデッサ作戦で撤退するまでは、地球上の鉱物資源の採掘を任務としていた。 策士のタイプであるが、駆け引きの道具として「核兵器」を持ち出すことさえも厭わず、またその使用にためらうこともない。 宇宙に戻った後は、ソロモン救援艦隊を指揮し、ゼナを救出した。 テキサスコロニーではギャンでガンダムに挑むが、破れ去る。
マ・クベ付きの士官で、ランバ・ラルとの連絡係などを務める。
生活のために情報を売って生計をたてているジオン軍のスパイ。 ベルファストに弟と妹を残し、ホワイトベースに潜入するが、親身になってくれるカイに対して心を開き、ジオン軍に利用されるだけの人生を変えようと、カイと共にガンペリーで出撃する。 ミサイル発射の際、大西洋上空に吹き飛ばされ戦死。
ザビ家の三男。 ジオン軍宇宙攻撃軍司令。顔中傷だらけの巨漢。 兄のギレンや姉のキシリアと違い、常に兵達を気遣う愚直な武人タイプで、多くの部下に慕われている。また、家族を非常に大事にしている。 弟ガルマの仇討ち部隊としてランバ・ラル隊を派遣した。 ソロモン攻略戦では、形勢不利とみるや兵達にソロモン脱出を指示、自らMAビグ・ザムに乗り込み、連邦軍の主力へ特攻をかける。
シャアの無能さを証明しようと、ドズルが派遣したチベ艦隊の司令官。 ホワイトベースを落とそうと12機のリック・ドムを出撃させるが、あっという間に全滅させられガンダムに沈められる。
マッド・アングラーに配属されたシャアの副官。 キシリアと通じている部分があり、シャアには信頼されていない。
シャアの副官であったが大尉に昇格しキャメル艦隊の司令となる。 その後シャアの要請により宇宙に出たホワイトベースの頭を抑えるべく艦隊戦を仕掛けるが、逆にガンダムに艦隊を壊滅させられる。
ジオン公国の初代公王であり、最高権力者。 ジオン・ダイクンの側近の一人であった。死の床の彼に、共和国2代目首相を指名されたと言われている。 コロニーの独立主権を目指したジオンの主張を「宇宙移民はエリートなので、地球に従う必要はない」とすり替え、連邦に対して独立戦争を仕掛けた。 レビル将軍に和平交渉を申し入れるが、会談中にギレンが発射させたソーラ・レイによって殺される。
ザビ家長男。ジオン公国軍総帥。 野心家であり、目的のためには手段を選ばず、弟の葬儀すら戦意高揚のために利用した。 ソーラ・レイの射線上に連邦軍主力艦隊だけでなく、父デギンがいることを知りながら発射を指示、父を殺害する。
ザビ家の長女。 ジオン軍突撃機動軍司令。弟ガルマの直接の上司でもある。弟ドズルが罷免したシャアを拾うなど合理主義者であり、フラナガン機関を支援したりする先見の明もある。体面を重んじる軍人よりは政治家に近いタイプ。 ア・バオア・クー戦では父デギン謀殺を知り、兄ギレンを殺害。 戦況不利と見るや戦艦ザンジバルで脱出を図るが、シャアによって射殺された。
孤児だったところをシャアに拾われ、フラナガン機関に育てられたニュータイプの少女。卓越したニュータイプ能力により、エルメス搭乗時はベテランパイロットをも凌ぐ力を発揮した。 シャアに対して恩義とも愛情ともつかない感情を抱いていたが、サイド6でアムロと出会ったことで、同じ力を持つもの同士としてアムロに惹かれていく。 シャアの危機にその身を挺してアムロのビーム・サーベルに貫かれ、戦死した。
潜在的なニュータイプ能力を見込まれ、ギレンからキシリアのもとへ派遣された。 ブラウ・ブロでガンダムに挑むが破れる。