機動戦士ガンダム
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第15話「ククルス・ドアンの島」
STORY画像 連邦空軍からの緊急信号を受けて、訓練中のアムロはコア・ファイターで近くの島へと向かった。不時着した戦闘機の中にシートに縛りつけられた瀕死のパイロットを発見したアムロは、応急手当を施す。すると兵士に敵意を抱く3人の子どもが現れ、ドアンと呼ばれる男がザクで近づいてきた。コア・ファイターで抗戦を試みるアムロだたが、ザクに撃墜されて傷ついてしまう。目ざめたアムロの側には、ロランと名乗る少女がいた。最初は彼女にも反発を感じたアムロだったが、次第にドアンに興味を抱いていく。実はドアンはジオン軍の脱走兵であった。追っ手におびえながら子どもたちを育て、防衛用の武器を奪っていたのだ。接近するジオン軍をホワイトベースがキャッチし、帰還に成功したアムロはガンダムで再出撃する。それを制止し、ザク同士の格闘戦をアムロに見せつけるドアン。子どもたちの親を殺して以来、彼は罪の意識に囚われていたのだ。ザクは倒せても、追撃の影に悩むドアンを見て、アムロはドアンのザクを投げつけ海中へと沈める。それは彼に染みついた戦いの匂いを消すためであった……。
第16話「セイラ出撃」
STORY画像 中央アジアを西へ進むホワイトベースに、レビル将軍の密使から地球連邦軍本部のオデッサ・デーが5日後に迫ったと連絡が入った。キシリア配下のマ・クベ部隊を叩く大作戦の開始日である。だが、食料庫から塩が乏しくなったホワイトベースは、シルクロードの塩水湖へ迂回を余儀なくされていた。すでに移動した湖に呆然とするコック長のタムラ。その間隙をついて、ランバ・ラル隊がモビルスーツを展開して接近した。格納庫へ向かったアムロたちは、ガンダムを起動して無断出撃するセイラに驚く。シミュレーションで操縦はマスターしていたものの、初の実戦で思うように任せず当惑するセイラ。ラルの部下コズンはその不慣れな様子を見逃さず、ガンダムを捉えようと格闘戦をしかけた。アムロの乗るガンキャノンの支援でアコースのザクは破壊され、コズンもザクごと捕獲されてラル隊は撤退した。ブライトに独房入りを命じられたセイラは、すきを見て捕虜コズンと接触する。兄と思われるシャアの安否確認こそが、セイラ出撃の動機だったのだ。やがてホワイトベースの前には新たな塩水湖が姿を現した。
第17話「アムロ脱走」
STORY画像 確保したザクからデータを取り、戦闘シミュレーションに余念がないアムロ。ミライの入浴中にキッカが破壊した水道を修理するなど、日常的にその才能は頼りにされ始めていた。捕虜となったコズンは隠し持った爆薬で独房の鍵を破壊して脱出するが、同行するはずのセイラが大声を出したため、窮地に陥った。同時に前方からミサイルが飛来し、アムロにガンダム出撃が命じられる。だが、慢心したアムロは独断で乗機をガンタンクに変更してしまった。通信室からラル隊へ情報提供を敢行するコズン。アムロの前にはラルのグフが出現し、戦力差に後退を余儀なくされていた。オムルの発射したバズーカの爆風に巻き込まれ、ついに落命してしまうコズン。アムロはガンダムに換装し、シミュレーション準拠の戦いを試みるが、実戦は厳しく、援護を受けてかろうじて脱出に成功する有様だった。戦いが終わり、パイロットとしてアムロは不適格者ではないかと疑念を抱いたブライトはミライに相談する。偶然その会話を聞いたアムロは激しいショックを受け、ガンダムで艦を発進、闇の中へと脱走してしまった……。
第18話「灼熱のアッザム・リーダー」
STORY画像 ジオン軍月面グラナダ基地のキシリア・ザビ少将は、資源発掘担当のマ・クベ大佐に会う目的で戦艦グワジンに乗り地球に向かった。脱走者は死刑と知り、慌てたフラウ・ボゥは、アムロを連れ戻そうとバギーで追うが、説得はすれ違いに終わる。逃亡を続けるアムロは、マ・クベとキシリアのいる鉱山基地を発見。これこそオデッサ・デーの目標だと思いこんだアムロは、ガンダムによる攻撃を開始した。奇襲を受けたキシリアは、巨大兵器アッザムのテストを兼ねてマ・クベと出撃する。重火器に翻弄されたガンダムに対し、続けて金属粉リーダーが散布される。籠のように囲んだワイヤーが放熱磁場を形成すると、付着したリーダーは一瞬のうちに4千度もの熱を生成した。敵の出力が弱ったすきに、ビーム・ジャベリンで逆転に成功するガンダム。モビルスーツの実力を思い知ったキシリアは、機密保持のため鉱山基地を自爆させて待避した。勝利に喜ぶアムロだったが、実は百以上もあるジオン軍の採掘基地のひとつに過ぎないと気づき、愕然とのだった。ブライトたちもまた、この襲撃がジオン軍にガードを固めさせたと苦慮していた。
第19話「ランバ・ラル特攻!」
STORY画像 砂漠をひとり放浪するアムロ。ようやく落ち着いたレストランに、ランバ・ラルが兵を率いて入ってきた。同行の女性ハモンは、アムロの鋭い眼光に好意を抱いて食事を余分にオーダーしたが、アムロは理由がないと謝絶する。その対応にランバ・ラルも好感を持ち始めたとき、連邦軍の制服を着たフラウ・ボゥが歩哨に捕らえられた。アムロの知りあいと判明し、店内は緊張に包まれる。だが、ラルはケープの中で密かに銃を構えた少年の勇気に敬意を表して放免する。同時にバイク兵にあとをつけさせ、木馬の居場所をつかむ周到なラル。行動を起こしたラル隊に気づいたアムロは、隠したガンダムを起動して急行した。ガンダムの堂々たる戦いぶりにパイロットが只者でないと見破ったラルは、実力のすべてを賭けてガンダムと斬り結ぶ。激闘の末、互いの顔を認めあうアムロとラル。少年が戦場に出ていると知って驚くラルだったが、捨てゼリフを残しつつ脱出に成功した。戻ったアムロは、独房に入れられて絶叫するが、やがてラルに勝ちたいという決意が、彼の表情を変えるのであった。
第20話「死闘!ホワイト・ベース」
STORY画像 オデッサ・デーが近づき、ホワイトベースに不安な空気が充満していた。ランバ・ラルは必ず攻撃してくると予言し、艦を降りるとまで言うアムロの不敵な態度に、思わず殴りかかるリュウ。ブライトの方も、ジオンに投降しなかったアムロを理解しようと努力していた。だが、そんな関係に不満を抱いたハヤトやカイたち4人はバギーで逃亡し、後を追って説得を試みたのは、やはりリュウであった。新型モビルスーツ“ドム”の補給は滞り、ランバ・ラルはゲリラ屋本来のやり方に戻って小型戦車キュイに乗って白兵戦を挑んできた。強敵と思いこんでいたラルたちは、突入したホワイトベース艦内が少年兵ばかりで、子どももいることに戸惑いを隠せない。混乱の中、セイラと鉢合わせしたラルは、立ちすくんでしまう。その一瞬の迷いが命取りとなった。リュウと相打ちになり作戦失敗を認めたラルは、アムロのガンダムに向かって爆弾を抱えて自決、壮絶な最後を見せつける。ガンダムの攻撃でギャロップは破壊されたものの、リュウは瀕死の重傷を負ってしまった……。
第21話「激闘は憎しみ深く」
STORY画像 ラル亡き後、ハモンはタチ中尉ら16名の仲間とともに使命を完遂することで、その想いに応えようと決意した。アムロとの戦闘を予感しながら、出撃するハモン。こじれた人間関係を心配したリュウは、重傷の身でありながらブライトや独房のアムロのもとへ赴き、関係修復を試みる。ホワイトベースに接近したハモンたちは、乏しい兵力で弱い部分を一点突破する「キリの戦法」を開始した。ようやくアムロは牢から出されたが、ラルの白兵戦は随所に被害を残していた。ガンダムへの換装を成功させたアムロは、接近するカーゴの自爆を察知し、前進阻止を試みる。カーゴを押し返そうと動けなくなったガンダムの背中に、ハモンはマゼラ・トップの砲口をつけて直接射撃を行った。絶体絶命の危機に陥ったアムロ。そこに一機のコア・ファイターが飛来し、マゼラ・トップに体当たりを行って爆発した。間一髪、危地から脱したアムロだったが、爆発した機体にリュウが乗っていた事を知り動転する。リュウはすべてをかけてホワイトベースと仲間を救ったが、衝撃を受けたクルーたちは夕陽に泣き崩れるのであった……。



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