機動戦士ガンダム
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2020/02/26
「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が2020年7月8日(水)より国立新美術館にて開催!記者発表レポート[5/26追記]

【5/26追記】
本展覧会の会期が変更になりました。
変更後会期:2020年8月12日(水)~11月3日(火・祝)
詳しくはこちらをご覧ください。

2018年にフランス・パリのラ・ヴィレットで開催された「MANGA⇔TOKYO」展の凱旋展示「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が2020年7月8日(水)より東京の国立新美術館にて開催されます。
日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮は、都市〈東京〉の特徴や変化を、鏡のように映し出してきました。本展は、こうした作品と東京の関係を、多数の原画や映像と都市模型でたどります。
 

本日、展覧会の開催に先立ち記者発表が行われました。
その様子をお届けいたします。
 

国立新美術館の逢坂恵理子館長(写真・左)は「虚構と現実が相互に影響しあい、織りなされた様子を東京という大都市を舞台に展開して参ります。ハイブリットな体験を通して皆様に実感していただければ幸いです」とコメント。
ゲストキュレーターを務める明治大学の森川嘉一郎准教授(写真・右)は「日本の作品は具体的な場所を舞台にしたものが多く、当然首都・東京を舞台をしたものが多い。ですがただの背景に留まらない作品への相互影響関係が見て取れる。それを展示にしたいという風に考えました」と展示のテーマを語りました。
 

会場では、巨大東京都市模型と映像を中心に、東京と密接な関係にあるマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品から製作資料や映像など、90以上ものタイトル・500点を超える展示物が2000平方メートルに渡って展開。キャラクターと都市が溶け合う東京を体験できます。
サンライズ作品からは、『機動戦士ガンダム』シリーズ、『SHORT PEACE』より「火要鎮」、『ラブライブ!』シリーズ、『シティーハンター』が登場します。
 

【展示内容】
■イントロダクション 1/1000巨大東京都市模型
幅約17m、長さ約22mの巨大な東京の都市模型を展示。模型を囲みながら、東京を舞台とするマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品の展示を展開。


▲パリ展での都市模型の様子

©MANGA ⇔ TOKYO Japonismes 2018
 

■セクション1 破壊と復興の反復
災害などで幾度も破壊されながらもその度に復興を遂げてきた東京の歴史と体験から生まれた作品を展示。


▲「火要鎮」

©SHORT PEACE COMMITTEE
 

■セクション2 東京の日常
・プレ東京としての江戸
・近代化の幕開けからポストモダン都市まで
・世紀末から現在まで

江戸から現在にいたる東京の姿とそこで生きる人々の営みを描いた作品を紹介。


▲「シティーハンター」

©北条司/NSP 1985
 

■セクション3 キャラクターvs.都市
作品からたくさんのキャラクターが現実に現れ、都市風景の一部となっている様子を取り上げます。


▲お台場の実物大ユニコーンガンダム立像

撮影協力:ダイバーシティ東京 プラザ
©創通・サンライズ



 


 

【MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 概要】

会期:
2020年7月8日(水)~9月22日(火・祝)
※毎週火曜休館。ただし7/28、8/4、8/25、9/1、9/22は開館
開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで

会場:
国立新美術館 企画展示室 2E
(東京都港区六本木7-22-2)

観覧料(税込):
一般 1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※前売り券、団体料金、各種割引あり。詳細は国立新美術館のサイトをご確認ください。

主催:
文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、国立新美術館

展覧会公式サイト:
https://manga-toshi-tokyo.jp/

展覧会公式Twitter:
https://twitter.com/manga_toshi_tyo

巡回予定:
大分県立美術館1階 展示室A
(大分県大分市寿町2-1)
2020年11月21日(土)~2021年1月17日(日)


2020/02/07
ペンライト「トミノインパクトブレード ―生と死、そして愛―」発売決定!2/23より「富野由悠季の世界」会場にて!

島根県立石見美術館にて好評開催中の展覧会「富野由悠季の世界」では、2月23日(日)より新グッズ「トミノインパクトブレード ―生と死、そして愛―」の発売が決定しました!価格は3,900円(税抜)。

「トミノインパクトブレード」は、富野監督作品の印象的なシーンをセレクトしたペンライトで、様々なライブや応援上映に対応できる14色のカラーチェンジが可能。ぜひとも手に入れて、翌日会場で開催されるトークショー&ライブ「井荻 麟の世界」を盛り上げましょう!

なお、本展覧会の島根県立石見美術館での会期は3月23日(月)まで。会場では、プラモデル製作実演「ガンプラをカッコよく仕上げよう!」や、劇場版『Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」特別上映会&富野由悠季監督によるアフタートークなど、様々な関連プログラムも実施予定となっているので、ぜひともお楽しみに。

 

トミノインパクトブレード ―生と死、そして愛―
価格:3,900円(税抜)
発売日:2020年2月23日(日)

衝撃の大閃光ブレードが登場!
その副題の通り、富野監督作品の印象的なシーンをセレクトしたペンライトです。
様々なライブや応援上映に対応できる14色のカラーチェンジで、富野ワールド、そして井荻 麟の世界を盛り上げよう!

 

⇒島根県立岩見美術館 富野由悠季の世界 特設サイト

 

■島根県立石見美術館 富野由悠季の世界
[会期]前期:2020年1月11日(土)~2月17日(月) 後期:2月19日(水)~3月23日(月)
[開館時間]10:00~18:30(展示室への入場は18:00まで)
[休館日]火曜日(2月11日は開館)、2月12日
[会場]展示室D・C
[美術館公式サイト]http://www.grandtoit.jp/museum/

>> 展覧会「富野由悠季の世界」
>> 島根県芸術文化センター 「グラントワ」


2020/02/07
「機動戦士ガンダム 劇場版三部作 4KリマスターBOX」6/24発売決定!音声はシリーズ初のドルビーアトモス![4/22更新]

【4/22追記】
本記事の商品3点の発売は延期となりました。詳しくはこちらのニュースをご覧ください。

 

『機動戦士ガンダム』劇場版三部作の4KリマスターBOXが、6月24日(水)に発売されることが決定しました!

4KリマスターBOXは、4K ULTRA HD Blu-rayとBlu-ray Discからなる6枚組の特装限定版。映像は待望の4Kリマスター化されているほか、音声はガンダムシリーズ初となる「ドルビーアトモス」を採用し、家庭でも大迫力の映像・音声が体感可能です!

特典として、スタッフ陣の撮り下ろしインタビューを収録したドキュメントコレクション(100p予定)が封入されるほか、「オリジナル特報4Kver.」と「予告編4Kver.」も収録。また、特製収納BOX仕様となっています。価格は30,000円(税抜)です。


さらに、本商品を対象店舗にて購入すると、法人共通特典として「機動戦士ガンダム 4Kリマスターシリーズ収納BOX」をプレゼント。この収納BOXには、「機動戦士ガンダム 劇場版三部作 4KリマスターBOX」に加え、2018年に期間限定版として発売された「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 4KリマスターBOX」と「機動戦士ガンダムF91 4KリマスターBOX」の3タイトルを収納できます。

デザインは、商品ごと・対象店舗グループに応じて異なる全2種。なくなり次第終了となりますので、ご予約はお早めに!
詳細は特設サイトをご覧ください。

>> バンダイナムコアーツ


2020/01/31
背景色がゴールドの特別版!ガンダムデザインの「マンホールカード」いなぎ発信基地ペアテラスで3/9から配布!


ガンダムのマンホール蓋がデザインされた「マンホールカード特別版」が、3月9日(月)から、東京・稲城市の「いなぎ発信基地ペアテラス」で配布されることが決定しました!

マンホールカードは、下水道広報プラットフォーム(GKP)と全国の地方公共団体が発行するコレクションカード。世界に誇る文化物である日本のマンホール蓋を人々へ楽しく伝えるとともに、下水道への理解・関心を深めることを目的としています。

今回発行される「マンホールカード特別版」は、東京都が区市町村と連携し設置に取り組んでいる、アニメ・マンガ・ご当地キャラクターなどを活用したデザインマンホール蓋がカードとなったもので、通常発行されているマンホールカードと異なり、背景色がゴールドとなっています。
稲城市へ足を運んだ際は、ぜひ手に入れてください!

なお、稲城市では、3月13日(金)まで「デザインマンホールフォトラリー」を開催中です。こちらもお見逃しなく。詳細は稲城市ホームページのデザインマンホール蓋ページをご覧ください。

>> 稲城市ホームページ
>> 東京都公式ホームページ
>> 下水道広報プラットホーム


2020/01/15
「富野由悠季の世界」展島根会場開幕記念イベント「元気のGはグラントワのG!富野由悠季×山根公利、島根で語る」トークショーレポート!

1月11日(土)より島根県立石見美術館で好評開催中の「富野由悠季の世界」巡回展。
その初日を飾る記念イベントとして「元気のGはグラントワのG!富野由悠季×山根公利、島根で語る」が行われました。
イベントには、富野由悠季監督と『OVERMAN キングゲイナー』、『Gのレコンギスタ』等に参加したメカデザイナー・山根公利さんが登壇し、島根という土地が生み出すデザインやクリエイションについて、語りました。
 

 アニメーション制作会社の多い東京都を離れ、現在は地元である島根県に住む山根さん。
富野監督は山根さんの描く線の確かさと独創性は、個人的な能力だけではなく、土地の力="地力"(じりき)が土壌になっているとし、
「人間というのは体の中に地域、土地の力を反映させている部分があるんだろう。生まれたときから持たされていたとか、育っていく上で身につけた空気感、地域でのものの考え方を、好き嫌い関係なく体に身に付けているものなんだろうと思います。それが東京に出てきたために削ぎ落とされて、才能だけで仕事をする人をいっぱい見てきた。能力がフラットになってクリエイティビティが無くなっていく」と実際の経験を語ると、
山根さんも「1990年代の終わり頃にアニメの企画もオリジナリティを失ってきて、周囲もマンネリになっていた印象があったんです。"地力"を一度確認するために島根に戻ってみるという選択肢もありかな、と思ったんです。もう一つはインターネット、メールの普及ですね。科学技術を利用するのもメカデザイナーの役目ではないかと思いまして」
と、"地力"の存在を語りました。
 

メカをデザインする過程で、富野監督と山根さんは、ほとんど打ち合わせをしないとの事。
富野監督は、
「山根さん相手にはラフも出さないで、お願いすると勝手に送られてくる。細かいリテークは出しません。出せないんです。山根ラインの持っているメカの雰囲気は固有なものがあるので、うかつな線の改変は要求できないんです。
山根デザインには、東京慣れした、その時の流行りを取り込んでニュートラルに描いた感じが無いんです。全直しかOKかしか無い。
島根という所は世界中でもここしかない。絶対的に固有なものです。小賢しい知恵を持った人は国をかなぐり捨てるんですが、その瞬間、無国籍人になってしまうくらい固有なものを無くしてしまう。
皆さんは土着性をマイナスに捕らえていただきたくない。それぞれの土地に固有の匂いを作品に封じ込めていく努力をしていただきたい」
と、その土地で育まれる感性の重要性を語りました。
 

 

そして山根さんは、自身と同じく島根県出身の石見美術館の澄川喜一館長とのエピソードを紹介。
「澄川さんはスカイツリーのデザインなど『反り』を得意とされています。
その『反り』のセンスが好きでお話できて光栄だったのですが、『カウボーイビバップ』のソードフィッシュIIをご覧になって、『感性が似ている』と褒めていただいて嬉しかったです。ルーツを考えた時に、石見には、たたら製鉄の文化があるので刀の『反り』に根源的な何かがあるのかなと」と言うと、富野監督も「それは絶対ある」と太鼓判を押していました。
 

続いて話題は、現在劇場版が公開中の『Gのレコンギスタ』へ。
「今の『ガンダム』で誤解されている事を解き明かしていくために、作らなくてはいけない!と思って作りました。なので『ガンダム』のつもりで観た人には理解不能と言われました。
ものの表現というのは、根本的な所で何を押さえているのか、何を考えているのか、を見抜く能力が鑑賞者にも必要になってくる。だけれども、アニメに理解力は必要なのか?というと基本的には不要で、観て楽しければ良いのであって、その上で気になることは思い出して欲しいな、という作り方をしています。
『機動戦士ガンダム』は、アニメでもちょっとだけ本物っぽい話が作れるかもしれない、という事だけでやった。『ガンダム』の時代は終わって、アニメも新しい時代に入ってきて、"地力"のついたメッセージを持った作品を作らなければと思っています」
と、『G-レコ』を新しいアニメとして制作している意気込みを語りました。



展覧会「富野由悠季の世界」の島根県立石見美術館での会期は、3月23日(月)まで。
今回のトークショーの他にも様々なイベントがありますので、ぜひともお越し下さい!

 

▲山根さんがデザインした中で印象に残っているメカは?という質問に山根さんは『OVERMAN キングゲイナー』の「バッハクロン」が気に入っていると回答。
「シルエット・マンモス」という言葉からマンモスをイメージしたデザインに、「全体を囲むラインの強固さが見事に一つの形を作っているなと思います。使用用途がはっきり分かる」と富野監督。
 

▲今回の対談のために山根さん自ら3日ほどかけて制作してきた「アディゴ(『伝説巨神イデオン』)」のジオラマ! 
「アディゴ」は富野監督自身ががラフデザインを描いています。
「完成度が高くてコクピットの位置が絶妙。機首の先端に人が乗っているので、メカの巨大感をひと目で演出しているデザイン」 と山根さん。
 

 

▲島根会場の物販コーナーでは、地元の老舗和菓子店「三松堂」とのコラボ商品で、シャア専用焼印が押された「シャア専用源氏小巻」が販売されています。数量限定!


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