2020/03/26
青森県立美術館「富野由悠季の世界」開催延期のお知らせ
青森県立美術館では、国内外において新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、感染拡大防止の観点から、4月18日(土)スタート予定だった展覧会「富野由悠季の世界」の開催延期を決定しました。
新しい会期は未定で、現在のところ、静岡県立美術館会場(2020年9月19日~11月8日予定)の終了後から年度内のスタートに向け調整中です。決定次第、青森県立美術館ホームページ等で改めてお知らせ予定とのことですので、続報をお待ちください。
なお、「富野由悠季の世界」青森展の前売りチケットは新しい会期でも使用可能で、払い戻し方法につきましても決まり次第お知らせ予定とのことです。
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 第1会場[終了]
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日)
- 第2会場[終了]
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日)
- 第3会場[終了]
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月)
- 第4会場 [延期]
青森県立美術館
会期:調整中
- 第5会場[予定]
富山県美術館
会期:2020年7月18日(土)~9月6日(日)
- 第6会場[予定]
静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日)
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社
>> 展覧会「富野由悠季の世界」
>> 青森県立美術館
2020/03/10
展覧会公式図録「富野由悠季の世界」が美連協大賞「優秀カタログ賞」を受賞!

キネマ旬報社より好評発売中の展覧会「富野由悠季の世界」公式図録が、美連協大賞の「優秀カタログ賞」を受賞しました!
美術館連絡協議会(美連協)は、美術展の企画ならびにカタログの質を高め、学芸員の能力向上を図ることを目的として、美連協主催展および加盟館の自主企画展の中から、優れた展覧会の企画やカタログ、論文を顕彰する美連協大賞を実施しています。中でも「優秀カタログ賞」は、開催館の学芸員が協力して製作した優秀なカタログに贈られています。
「富野由悠季の世界」公式図録は、各美術館の学芸員による豊富な解説のほか、この図録のためだけに新規取材を行った約3万字にもおよぶ富野由悠季監督のロングインタビューも掲載されるなど、大ボリュームの“読める図録”となっています。
展覧会会場のほか、書店やKINEJUN ONLINEでも購入可能なので、この機会にぜひとも手に取ってみてください!
展覧会「富野由悠季の世界」公式図録
価格:4,000円(税抜)
発売日:2019年6月22日(土)
サイズ:B5判
仕様:本文416ページ、オールカラー、カバー装
発売元:キネマ旬報社
ISBN:978-4-87376-468-9
【掲載内容】
○第1部 宇宙にあこがれて
第1章 富野由悠季をかたちづくったもの
・幼少期から大学生までの作品
・虫プロダクションの時代
・フリー絵コンテマンの時代
第2章 それでも生きていかねばならない――初期作品のドラマ展開
『海のトリトン』『勇者ライディーン』『無敵超人ザンボット3』
○第2部 人は変わってゆくのか
第1章 君は生き延びることができるか?
『機動戦士ガンダム』
第2章 コスモスに君と
『伝説巨神イデオン』
○第3部 空と大地の間で逞しく
第1章 命をかけて生きてます――活劇とエンターテインメント
『無敵鋼人ダイターン3』『戦闘メカ ザブングル』『OVERMANキングゲイナー』
第2章 歴史もの、名作もの、時代もの――人間ドラマはジャンルを超えて
『ラ・セーヌの星』『闇夜の時代劇 正体を見る』『しあわせの王子』
○第4部 魂の安息の地は何処に?
第1章 ファンタジー――バイストン・ウェルストーリー
『聖戦士ダンバイン』『ガーゼィの翼』『リーンの翼』
第2章 スペースオペラ――ペンタゴナワールド
『重戦機エルガイム』
○第5部 刻の涙、流れゆくその先へ
第1章 シャアの逆襲は成ったか?――『ガンダム』のシリーズ化と“ニュータイプ”の結末
『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
第2章 家族と戦争
『機動戦士ガンダムF91』『機動戦士Vガンダム』『ブレンパワード』
○第6部 大地への帰還
第1章 刻は未来に進むのか?
『∀ガンダム』
第2章 君の目で確かめろ!!
『ガンダム Gのレコンギスタ』
○その他
・トミノロジー(各学芸員による論考)
・小説家としての富野由悠季
・著書/作詞一覧
・富野由悠季ロングインタビュー
他
なお、展覧会「富野由悠季の世界」は、3月23日(月)まで第3会場となる島根県立石見美術館にて好評開催中。
さらに、4月18日(土)からは、第4会場となる青森県立美術館にて開幕。青森会場では開幕記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」や「劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶」をはじめとした様々なイベントも催されますので、近くに住んでいる人はぜひとも足をお運びください!
青森会場についてはこちらのニュースをご覧ください。
>> 展覧会「富野由悠季の世界」
>> 島根芸術文化センター グラントワ
>> 青森県立美術館
2020/03/06
「イデオンノート」の重要箇所も一挙公開!展覧会「富野由悠季の世界」青森県立美術館にて4/18スタート!

『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」の青森県立美術館での巡回展が、4月18日(土)にスタートします。
会場では、約55年に渡る仕事を回顧すべく、各作品の特質が分かる富野監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画、原画、セル画など約3,000点以上の膨大な展示を展開。
さらに、青森会場の見どころとして、追加展示も実施されます。青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに広がる富野ワールド、2020年に放送40周年を迎える『伝説巨神イデオン』のコーナーを拡充し「イデオンノート」の重要箇所を一挙公開するほか、メカの立体作品も多数登場。2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナー「シド・ミード」さんの功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のために描かれたスケッチを多数紹介するほか、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』からは、「リ・ガズィのダミーバルーン」が原寸大の胸像となって登場します。また、人気声優が製作したロボット模型や有名モデラ―の作品も多数展示されるほか、最後には「エンディング」のコーナーも追加。エンディングの内容はシークレットで、「君の目で確かめろ!」とのことなので、開幕をお楽しみに!
なお、開幕記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」や、劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶、街中連携イベント:富野由悠季監督映画作品上映会といった多彩な関連イベントも実施予定となっています。
前売券は、3月7日(土)から、各プレイガイドおよび美術館ミュージアムショップで販売。
さらに、メール限定での先着順となる限定78枚のプレミアムチケットも同時発売となります。
プレミアムチケットは、期間中何度でも本展への入場が可能となっており、オープニングセレモニーや内覧会、開幕記念対談、劇場版『G-レコ』特別上映会への優先招待などの特典が盛りだくさんなので、ぜひとも手に入れてください。
展覧会「富野由悠季の世界」青森会場開催概要
【会場】
青森県立美術館
(青森県青森市安田字近野185)
【会期】
2020年4月18日(土)~ 6月21日(日)
【開館時間】
2020年4月18日(土)~5月31日(日): 9:30~17:00(入館は16:30まで)
2020年6月1日(月)~6月21日(日) : 9:00~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】
2020年5月11日(月)、5月25日(月)、6月8日(月)
【観覧料】
一般1,500(1,300)円、高大生1,000(800)円、小中学生無料
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※コレクション展観覧料は含まれません。
【前売券販売所】
ローソンチケット(Lコード22267)、セブンチケット(セブンコード083-347)、美術館ミュージアムショップ、青森県内各プレイガイド
※前売券は2020年4月17日まで販売
※コンビニ端末で購入された前売券は美術館受付でオリジナルデザインチケットに引換えも可能です。
プレミアムチケットも同時発売:20,000円(税込、限定78枚)
※入場回数無制限、富野監督が来館する各種イベントへの優先招待、展覧会カタログ等グッズ付
※チケットの詳細、購入方法等は下記サイトをご覧ください。
www.aomori-museum.jp
青森展の見どころ
[1]通常の企画展示よりもスペースを広くとり、各種設定、絵コンテ、原画、セル画、映像、イラスト、立体物など約3,000点の膨大な作品、資料で富野由悠季作品の魅力に迫ります。青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに富野ワールドが広がります。
[2]今年放送40周年を迎える『伝説巨神イデオン』の展示コーナーを拡充します。富野監督の作劇、演出のアイデアが詰め込まれた「イデオンノート」の重要箇所を一挙に公開。さらにイデオンや重機動メカの立体作品も多数展示いたします。
[3]2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナーであるシド・ミードの功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のためにデザインされたモビルスーツのスケッチを多数紹介いたします。
[4]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したモビルスーツ「リ・ガズィ」のダミーバルーンを原寸大の胸像として再現します。モビルスーツの大きさを体感してみてください。
[5]人気声優が製作したロボット模型や、雑誌に掲載された有名モデラーの作品を多数展示いたします。
[6]青森では展示の最後に「エンディング」のコーナーが追加されます。果たして何が展示されるのか…、「君の目で確かめろ!」
関連イベント
1.富野由悠季監督来館!
[1]開幕記念対談「富野由悠季× 樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」
富野由悠季監督と『シン・ゴジラ』(2016 年)、『シン・ウルトラマン』(2021年公開予定)などを手がける樋口真嗣監督のビッグ対談です。
日時:2020年4月18日(土)14:00~15:30(13:30開場)
会場:青森県立美術館シアター
入場無料(ただし企画展のチケットまたは半券が必要となります)
事前申込制(定員100名)申込多数の場合は抽選となります(応募締切は3月31日)
樋口真嗣(ひぐち・しんじ)
1965年9月22日生まれ。東京都新宿区出身。特技監督・映画監督・映像作家・装幀家。
1984年『ゴジラ』にて映画界入り。1995年に『ガメラ大怪獣空中決戦』で特技監督を務め、第19回日本アカデミー賞特別賞を受賞。他に、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズなど数多くのヒット映画作品に脚本や画コンテ、イメージボードで参加。主な監督作品は『ローレライ』(2005年)、『日本沈没』(2006年)、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(2008年)、『のぼうの城』(2012年)、実写版『進撃の巨人 ATTACK ON TAITAN』(2015年)、『ひそねとまそたん』(2018年)など。
2016年公開の『シン・ゴジラ』では監督と特技監督を務め、第40回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀監督賞を受賞。
監督をつとめる『シン・ウルトラマン』が2021年に公開予定。
[2]劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶
上映作品は5月1日(金)13:00に美術館WEBサイト、ツイッター等で発表します。
日時:2020年6月7日(日)映画上映:13:00~(12:30開場)
会場:青森県立美術館シアター
入場無料(ただし企画展のチケットまたは半券が必要となります)
事前申込制(定員100名)申込多数の場合は抽選となります(応募締切は5月25日)
【申し込み方法】
1. 参加希望イベント名、2. 氏名、3. 住所、4. 電話番号、5. メールアドレスをご記載の上、下記メールアドレスまでお申し込みください。メール1通につき1イベントの申込みとなります(1通1名様1イベントまで、2通目以降は無効となります)。
申込アドレス:tomino@aomori-museum.jp
2.「めぐりあいJAXA」トーク
富野由悠季監督の描いてきた未来の「宇宙」が、リアルな宇宙開発とどのような関係性を持っているのかを探ります。
日時:2020年5月17日(日)14:00~15:00
トーカー:度會英教(宇宙航空研究開発機構)×澤 隆志(キュレーター)
会場:青森県立美術館企画展示室
入場無料(ただし企画展のチケットが必要となります)
応募不要(参加ご希望の方は当日会場にお集まりください)
3.学芸員によるトーク
[1]企画チーム座談会:「富野由悠季の世界」展の“作り方”と“ここだけの話”
[2]ギャラリートーク:富野由悠季の世界~接触篇
[3]ギャラリートーク:富野由悠季の世界~発動篇
[4]座学:富野由悠季と日本商業アニメーションの歩み
4.街中連携イベント:富野由悠季監督映画作品上映会
会期中にシネマディクト(青森市)とフォーラム八戸(八戸市)にて、富野作品の映画上映会を開催します。上映作品、上映時間等は決定次第、各上映館、美術館のWEBサイトでお知らせいたします。
先着限定78枚「プレミアムチケット」販売概要
【販売期間】
2020年3月7日(土)~6月21日(日)
※ただし、販売数量が78枚に達した時点で、販売終了。
【価格】
20,000円(税込)
販売枚数:78枚(先着順メールのみでの受付)
【特典】
入場回数無制限(期間中何度でも入場できます。)
展覧会公式図録
展覧会開催記念ガンプラ
前売チケット3種(もぎり部分なし)
ちらし2種
展覧会ポスター
オープニングセレモニー、内覧会(4月17日(金))優先招待
開幕記念対談「富野由悠季×樋口真嗣:ロボットアニメの過去、現在、そして未来」(4月18日(土))優先招待
劇場版『Gのレコンギスタ』特別上映会&富野由悠季総監督による舞台挨拶(6月7日(日))優先招待
【申込方法】
青森県立美術館公式サイトよりダウンロードした申込書に必要事項を記入し、下記のメールアドレス宛に送信してください。
「tomino@aomori-museum.jp」
メールの件名には、「富野展プレミアムチケット申込」とお書きください。
※先着順で申込みを受け付け、定数に達し次第販売終了となりますのでその旨ご了承ください。
※原則、申し込み後のキャンセルは不可といたします。
※メールの受信後、10日程度で購入の可否、購入手続き等について連絡をいたします。
【プレミアムチケット受け取り方法】
プレミアムチケットは4月17日(金)以降の引き渡しとなります。
引き渡し場所は青森県立美術館1F総合案内となります。
代金のお支払いは現金のみとなります(クレジットカード等使用不可)。
チケットの他、特典もその場でのお渡しとなります。
受け取りの際にはご本人様を確認できる証明書(運転免許証、マイナンバーカード、写真付学生証、パスポート等)をご提示いただきます。
※本人を確認できる写真付きの証明書がない場合、プレミアムチケットの販売はできません。
【注意事項】
プレミアムチケットは、青森県立美術館でのみ使用できます。
プレミアムチケットは、コレクション展には使えません。
入場に際しては、不正使用防止のため、プレミアムチケットとともに本人確認資料(運転免許証、マイナンバーカード、写真付学生証など)が毎回必要となりますので、ご注意ください。
特典となる各種イベントが開催中止となった場合でも代金の払い戻しはいたしませんので、ご了承ください。
⇒申し込み詳細はこちら
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 第1会場[終了]
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日)
- 第2会場[終了]
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日)
- 第3会場[開催中]
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月)
- 第4会場 [予定]
青森県立美術館
会期:2020年4月18日(土)~6月21日(日)
- 第5会場[予定]
富山県美術館
会期:2020年7月18日(土)~9月6日(日)
- 第6会場[予定]
静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日)
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社
>> 展覧会「富野由悠季の世界」
>> 青森県立美術館
2020/03/04
トークショー&ライブ「井荻 麟の世界」イベントレポートがガンダムインフォに掲載!

島根県立石見美術館(グラントワ内)で好評開催中の展覧会「富野由悠季の世界」で、2月24日(月・休)に開催されたトークショー&ライブ「井荻 麟の世界」のイベントレポートが、公式ガンダム情報ポータルサイト「ガンダムインフォ」に掲載されました!
イベントは、富野監督が「井荻 麟」(いおぎ りん)名義で、自らの作品の主題歌などの作詞も行っていることから、美術館と劇場の複合施設「グラントワ」ならではのスペシャルイベントとして実施されたもの。富野監督に加え、『聖戦士ダンバイン』の「ダンバインとぶ」などを歌うMIQさんと、『∀ガンダム』の「月の繭」などを歌う奥井亜紀さんも登場し、レコーディングを巡るエピソードなど、音楽の観点から「富野由悠季の世界」に迫りました。
ライブも大盛り上がりとなったイベントの模様は、ガンダムインフォをご覧ください。
>>富野由悠季、MIQ、奥井亜紀が登場!島根県立石見美術館 トークショー&ライブ「井荻 麟の世界」イベントレポート(ガンダムインフォ)
2020/02/26
「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が2020年7月8日(水)より国立新美術館にて開催!記者発表レポート[5/26追記]
【5/26追記】
本展覧会の会期が変更になりました。
変更後会期:2020年8月12日(水)~11月3日(火・祝)
詳しくはこちらをご覧ください。

2018年にフランス・パリのラ・ヴィレットで開催された「MANGA⇔TOKYO」展の凱旋展示「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」が2020年7月8日(水)より東京の国立新美術館にて開催されます。
日本のマンガ・アニメ・ゲーム・特撮は、都市〈東京〉の特徴や変化を、鏡のように映し出してきました。本展は、こうした作品と東京の関係を、多数の原画や映像と都市模型でたどります。
本日、展覧会の開催に先立ち記者発表が行われました。
その様子をお届けいたします。

国立新美術館の逢坂恵理子館長(写真・左)は「虚構と現実が相互に影響しあい、織りなされた様子を東京という大都市を舞台に展開して参ります。ハイブリットな体験を通して皆様に実感していただければ幸いです」とコメント。
ゲストキュレーターを務める明治大学の森川嘉一郎准教授(写真・右)は「日本の作品は具体的な場所を舞台にしたものが多く、当然首都・東京を舞台をしたものが多い。ですがただの背景に留まらない作品への相互影響関係が見て取れる。それを展示にしたいという風に考えました」と展示のテーマを語りました。
会場では、巨大東京都市模型と映像を中心に、東京と密接な関係にあるマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品から製作資料や映像など、90以上ものタイトル・500点を超える展示物が2000平方メートルに渡って展開。キャラクターと都市が溶け合う東京を体験できます。
サンライズ作品からは、『機動戦士ガンダム』シリーズ、『SHORT PEACE』より「火要鎮」、『ラブライブ!』シリーズ、『シティーハンター』が登場します。
【展示内容】
■イントロダクション 1/1000巨大東京都市模型
幅約17m、長さ約22mの巨大な東京の都市模型を展示。模型を囲みながら、東京を舞台とするマンガ・アニメ・ゲーム・特撮作品の展示を展開。

▲パリ展での都市模型の様子
©MANGA ⇔ TOKYO Japonismes 2018
■セクション1 破壊と復興の反復
災害などで幾度も破壊されながらもその度に復興を遂げてきた東京の歴史と体験から生まれた作品を展示。

▲「火要鎮」
©SHORT PEACE COMMITTEE
■セクション2 東京の日常
・プレ東京としての江戸
・近代化の幕開けからポストモダン都市まで
・世紀末から現在まで
江戸から現在にいたる東京の姿とそこで生きる人々の営みを描いた作品を紹介。

▲「シティーハンター」
©北条司/NSP 1985
■セクション3 キャラクターvs.都市
作品からたくさんのキャラクターが現実に現れ、都市風景の一部となっている様子を取り上げます。

▲お台場の実物大ユニコーンガンダム立像
撮影協力:ダイバーシティ東京 プラザ
©創通・サンライズ
【MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020 概要】
会期:
2020年7月8日(水)~9月22日(火・祝)
※毎週火曜休館。ただし7/28、8/4、8/25、9/1、9/22は開館
開館時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は21:00まで)※入場は閉館の30分前まで
会場:
国立新美術館 企画展示室 2E
(東京都港区六本木7-22-2)
観覧料(税込):
一般 1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※前売り券、団体料金、各種割引あり。詳細は国立新美術館のサイトをご確認ください。
主催:
文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、国立新美術館
展覧会公式サイト:
https://manga-toshi-tokyo.jp/
展覧会公式Twitter:
https://twitter.com/manga_toshi_tyo
巡回予定:
大分県立美術館1階 展示室A
(大分県大分市寿町2-1)
2020年11月21日(土)~2021年1月17日(日)